会報こぶし連載

№53【新 ふるさと自慢】広島県

2014年1月17日

■ 旧海軍の歴史を刻む学校 と 酒どころが生んだ鍋

 

■ 特攻隊員の遺書を公開  

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 海上自衛隊第1術科学校:

   幹部候補生が学ぶ赤レンガの建物 

      提供:社団法人広島県観光連盟

 広島市の南に位置する江田島市は、広島湾に浮かぶ瀬戸内海で4番目の大きさの島です。この島は、かつて世界三大兵学校の一つに数えられた海軍兵学校があったことで知られ、現在では、海上自衛隊の第1術科学校や幹部候補生学校が置かれ、幹部や海曹士を目指す学生約1200人が学んでいます。

 敷地内には、幕末から第2次世界大戦までの旧海軍関係の資料などを展示する教育参考館、1917(大正6)年に御影石で建てられた大講堂などがあり、戦艦大和の主砲の砲弾(高さ約2m、直径46㎝、重量15t)、戦艦陸奥の主砲の4番砲塔も展示されています。

 中でも、ギリシャ神殿風の鉄筋コンクリート造2階建ての教育参考館には、勝海舟の書や横山大観作の「正気放光」が並ぶほか、人間魚雷と呼ばれた潜航艇「回天」で出撃し、自らの命を犠牲にして国を守った若き特攻隊員の遺書が公開されており、肉親への感謝の気持ちなどをつづった文面が胸を打ちます。

年間約7万人が訪れるこの施設は、江田島を象徴しており、誰でも見学できますので、ぜひ一度足を運んでください。

  

■ 日本酒の旨みがぎゅっと

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   美酒鍋 : うまい日本酒が鍋の味に深みを出す

        提供:東広島市商業観光課

広島県東広島市の西条は、兵庫県の灘、京都府の伏見と並ぶ日本三大酒どころの一つであり、酒造りが盛んな土地ならではの料理が「美酒鍋」です。

酒造りは真冬の寒い時期に行われ、蔵人は夜を徹して作業を続けます。美酒鍋は、蔵人たちに腹一杯おいしいものを食べてもらって労をねぎらおうと、西条の日本酒メーカー「賀茂鶴酒造」の専務が戦後まもなく、まかない料理として振る舞ったのが始まりです。以後、各酒蔵で美酒鍋が広まりました。

美酒鍋は、鶏肉や豚肉、野菜を中心とした具材を、日本酒と塩、コショウ、ニンニクで汁気がなくなるまで炊き込みます。炊き込むことで日本酒のアルコール分が抜け、具材や日本酒の旨みが凝縮します。醤油やみりんが調味料として使われていないのは、酒造りの合間に食べても、利き酒に影響しないように配慮したからだと言われています。

この地域では、水仕事でびしょびしょになる蔵人を「びしょ」と呼びます。そのため、この鍋の当初の料理名は「びしょ鍋」でしたが、約10年前に“美酒”に改めました。美酒鍋は、毎年10月に開催される「酒まつり」で味わえるほか、東広島市内の飲食店でも食べることができます。

 

広島支部 植野さん.jpg

 植野 博喜(大学・電気・54

●広島支部

 活動内容…広島支部総会、全国一斉ボウリング大会

 所属会員…403

 

 

 

 

 

 

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