会報こぶし連載

№54【新 ふるさと自慢】岡山県

2014年7月 7日

 

黒田家の礎を築いた地 と港町が生んだ屈指の銘酒
 

■ 福岡の地名の由来  

 
戦国時代、最強の軍師の一人としてその名が知られているのが黒田官兵衛です。実は、官兵衛は岡山県との関わりが深い武将で、その名声を一気に高めたのが「中国大返し」のエピソードです。
1582(天正10)年、毛利家が支配していた備中(現在の岡山市)の高松城を水攻めで攻略しようとしていた羽柴秀吉は、本能寺の変で織田信長が討たれたという知らせを受けます。うろたえる秀吉に官兵衛は「すぐに京へ戻って仇を討てば、殿は天下人です」と進言。秀吉は京までの200㎞の道のりをわ
備前福岡.jpg
     仲﨑邸:瀬戸内市長船町福岡には、
            歴史ある古民家が数多く残る 
         提供:瀬戸内市
ずか10日間で駆け抜け、明智光秀を討ち取ります。秀吉が天下人となる第一歩は、まさに岡山の地だったと言えます。
また、官兵衛の曾祖父・高政は、1511(永正8)年に備前福岡(現在の瀬戸内市長船町福岡)に移り住みました。黒田家は、この地で戦国大名となる礎を築いたとされます。官兵衛の息子、長政が関ヶ原の戦いで東軍の勝利に貢献したとして筑前国52万石を拝領した際には、城の名前を備前福岡にちなんで「福岡城」と命名し、城下町を「福岡」としたほど、黒田家にとっては大切な地だったのです。
  
■ 200年続く酒「千寿」

 

備前牛窓(現在の瀬戸内市牛窓町)は、古くから瀬戸内海の航路の要衝として発展し、往来する船が「風待ち」「潮待ち」のために立ち寄った港町として栄えてきました。現在、牛窓は、その眺望の良さから“日本のエーゲ海”とも呼ばれており、ヨットやクルーザーが行き交うリゾート地となっています。

この地に200年余りにわたって地元住民や旅人たちに愛されてきた銘酒があります。1830(天保元)年創業の高祖酒造がつくる銘酒「千寿」です。格子窓の母屋、赤レンガの煙突、白壁の酒蔵を残す高祖酒造の発祥蔵は江戸時代に建てられ、

高祖酒造.jpg
    高祖酒造 : 丁寧な仕込みで伝統を守り続けています
      提供:高祖酒造

2007(平成19)年に国登録有形文化財に指定されており、歴史的建造物としても一見の価値があります。

 

 また、敷地内には、酒蔵、庭園、塩竃神社、日本書紀などに登場する神功皇后の腰掛石などがあり、牛窓神社の春と秋の祭りでは神輿の御旅所を務めます。特に、毎年10月第4日曜日の秋祭りの際は、腰掛石の前で岡山県無形文化財「唐子踊」の舞とともに、「千寿」が奉納されます。牛窓を訪れた際には、ぜひ高祖酒造に立ち寄ってみてください。

 

 

岡山支部 出原道雄さんアップ.JPG
 出原 道雄(大学・機械・56年

 

 ●岡山支部
 活動内容…岡山支部総会、全国一斉ボウリング大会
 所属会員…506名
 
 
 
 
 
 
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