会報こぶし連載

№59【新 ふるさと自慢】富山県

2017年1月 6日

 

■ 世俗を離れた雲上の楽園と幻想的な美しき踊り
 

■ 資材運搬ルートを活用

 

標高3000m級の峰々が連なり、北アルプスを貫く山岳観光ルートとして知られているのが立山黒部アルペンルートです。富山県の立山駅と長野県の扇沢駅を結ぶ全長約90㎞のルートには、自然豊かな散策ルートがたくさん用意されています。


 このルートが開通した背景には、1956(昭和31)年から7年間の歳月を費やして完成した黒部ダムの存在があります。ダム建設のためには資材運搬が欠かせず、完成後に残された交通網を基に、1971(昭和46)年に全線が開通しました。現在は、年間100万人が訪れる富山県有数の観光地です。


 その魅力は、交通機関を使って山に登ることができ、雄大な山々の景色を見たり、起伏に富んだエリアをトレッキングできたりすることです。立山連峰を望む眺めが美しい室堂は「雲上の楽園」と言われるほどで、弥陀ヶ原は1930m地点としては国内最大規模の湿地帯が広がります。その素晴らしさは枚挙に暇がないほどです。

 立山黒部アルペンルート.jpg
 息を呑むほどのうつくしさのみくりが池
   提供:富山県
雪の大谷も見どころの一つと言え、4~6月にかけて高さ10~20mの雪の壁が現れます。その景色は壮観ですので、ぜひ一度ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
■ 3日間で20万人

 毎年9月1日~3日。この夏の終わりの3日間、「越中八尾おわら風の盆」が開催される富山市八尾町は、おわら節の旋律に合わせて揃いの衣装をまとった踊り手たちによって、踊り一色に染まります。


 江戸時代に八尾の町衆が町外に流出した大切な書類を取り戻したことを喜び、三日三晩踊り明かしたのが始まりとされ、やがて五穀豊穣を祈る伝統行事として受け継がれるようになったと言います。
おわら風の盆は旧町と呼ばれる「東新町」「西新町」「諏訪町」「上新町」「鏡町」「東町」「西町」「今町」「下新町」「天満町」と「福島」を合わせた合計11の町で行われ、それぞれの町ごとに踊り方にも少しずつ違いがあります。


 近年は、本祭の3日間で20万人もの観光客が集まるほどの人気ぶりです。踊りをじっくりと見たいなら、その時期は避けて8月20日~30日に開催される前夜祭を見るのがおすすめです。
 

 

おわら風の盆.jpg 
    幽玄な踊りが観客を魅了します
 提供:富山県

 おわら風の盆は、八尾に暮らす人々が大切に守り育んできた民謡行事であり、町民の命ともいうべき特別な存在なのです。

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
富山支部_西田康博さん.jpg 
 西田 康博
(大学・電気・52

 

 ●富山支部
 活動内容…富山支部総会、全国一斉ボウリング大会
 所属会員…2904名
 
 

 

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